三光神社から10分ほど歩いた坂の上にある、カトリック玉造教会。
教会が有する大聖堂である大阪カテドラル聖マリア大聖堂は、
住友ビルディングや名鉄ビルなどを手がけた
建築家・長谷部鋭吉の遺作であり、
大阪大司教区の
大司教座が置かれ「大阪カテドラル」と呼ばれています。
教会の記念する聖人は「
無原罪の聖母(聖マリア)」。
玄関には「ファチマの聖母と羊飼い」の像も並んでいました。
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大聖堂の向かって右にある細川ガラシャの石像。
大聖堂の向かって左側にある高山右近の石像。
大阪のキリシタン代表ということなのか、
この大阪カテドラルはやたらとガラシャと右近をセットにして
あちこちに(この石像や、大壁画、壁画など)配置しています。
でも一般的な感覚からすると、
夫婦でもない二人をお雛様とお内裏様のようになかよく並べるのは
どうも違和感があるようなないような……。
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ガラシャの記念碑。
昭和25年(1950)に没後350年を記念して、 細川加羅紗頌徳会が建立。
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波野青畝による句碑。
天の虹 仰ぎて右近 ここにあり。
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そのほかに灯籠やら変な石像やらがポツポツ置いてありましたが
ググッても詳細がサッパリ出てこない!!!
なんなのでしょう。キリシタン灯籠でしょうか。
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有名すぎるガラシャ・右近の肖像画は現在では撮影禁止になっています。
しょうがないので問題ないであろうステンドグラスのみ撮影。
検索すると撮影ができた時期の肖像画の画像はいっぱい出てきますね。
私も撮影したかったです。