大阪の陣の際、真田幸村が大阪城からの抜け道を設けたことで有名な神社。
境内には抜け穴跡の史跡や、幸村像が残されています。
桜の名所としても知られ、大阪七福神「寿老神」にあたり、
全国でも中風除けの神を祀る唯一の神社で、
毎年6月1日〜7日には中風除祈願大祭が開催されています。
この日は、JR玉造駅から出た途端に土砂降りの雨。
くまなく散策することは泣く泣く諦めて、境内をササッとまわることに。
本殿の中に、謎のイケメン幸村さんがいました。
------------------------------------------------------------
近くには大きな道路が通り、近代的なオフィス街が立ち並んでいます。
喧騒のなかだというのに、鬱蒼とした緑に覆われた静かな神社でした。
------------------------------------------------------------
神社の一角にある「真田丸」を模した砲台。
大坂の陣のおり、真田丸へ徳川方の寄せ手を引き付けた真田幸村は、
鉄砲と弓で一斉射撃を行い前田利常隊に大打撃を与え、
ついには徳川方に数千から一万数千とも言われる死傷者を出し
攻城軍が引く形で終結したと言われています。
------------------------------------------------------------
いわゆる「真田の抜け穴跡」と呼ばれるもの。
大坂の陣のおり、真田幸村はこの地に出丸・真田丸を定め、
大坂城に通じる脱出用の抜け穴を掘ったと言われています。
しかしこの三光神社の境内は実際には真田丸の外側にあたるらしく、
籠城をきめこんだ大坂城側にしびれを切らした徳川方が
強行突破のために掘ったのではないかとも言われているようです。
現在では崩落しているらしく、真偽は文字通りの闇の中。
------------------------------------------------------------
短足 真田幸村の銅像。
台座には信州上田の真田家の菩提寺である
長谷寺より取り出した巨石「真田石」が使用されています。
------------------------------------------------------------
雨がひどすぎて写真撮影もままならない。
公園まで足を伸ばして宰相山の地形なども見学したかったのですが、
それはまた次の機会になりそうです。