2011年3月27日に、岡山〜彦根間のお城巡りをした際の写真。
兵庫県赤穂市上仮屋・播磨赤穂城。
▲三の丸大手隅櫓
播州赤穂駅からレンタサイクル(200円)で3分ほど南下すると、
水堀と大手隅櫓がみえてきます。
隅櫓は二層二階で、唐破風付の出窓がついていました。
水堀の反対側には、お城風のお菓子屋さんが。
▲三の丸大手門
高麗門形式の大手門。
ここから入るのがスタンダードなのですが、
駐輪場がなかったので実は一度裏まで回って戻ってきました。
赤穂城はかなり大規模に発掘調査を行って復元しているようで、
建物こそ残っていませんが縄張りは忠実に再現されています。
▲番所跡ふうの休憩所
▲めずらしい、コーナーに丸いカーブのついた石垣。
▲土塁
石垣の上に土塁を盛って、その上に土塀を配していました。
外側がこうなっている土塀はよく見かけますが
内側に土塁があるのは初めて見たかもしれません。
▲近藤源八宅跡長屋門(三の丸)
近藤源八正憲は赤穂藩士で甲州流軍学を修め、千石番頭の重職でした。
赤穂城内に残された江戸期の建物は
大石邸長屋門とこの近藤源八宅跡長屋門のみで、
礎石や、柱材、梁材、天井、瓦、壁等の一部を保存し、
平成11年3月に解体復元整備が完了しました。
▲大石良雄邸宅跡長屋門
大石邸長屋門は、浅野家筆頭家老大石内蔵助の一家が
三代わたり住んでいた大石屋敷の正面門長屋。
内蔵助と主税の親子が朝夕出入りし、
主君の刀傷による江戸の悲報を伝える早打ちがたたいたのもこの門です。
▲武家屋敷公園の門
ここは赤穂城清水門の押さえとして、坂田式右衛門の屋敷があった場所。
武家門、築地塀、井戸屋形、杉皮葺あずまやを配し、
江戸時代の武家屋敷の様子を再現しています。
▲二の丸庭園
復元作業中のようです。
▲本丸門
▲本丸櫓門
▲厩口門跡
▲天守台
▲本丸御殿跡
当然のことながら御殿が残っているわけではないのですが、
どこにどういう規模で部屋が設置され、
どういう構造でつながっていたのかが大変わかりやすく復元されています。
地面に直接部屋割りを描いてしまう城が多い中、
こちらではコンクリートで持ち上げて
屋敷の中をよりイメージしやすくなっています。
▲赤穂城の山肌