2010年5月31日に四国旅行で高知を訪れたときの写真。
高知県高知市鷹匠町・旧山内家下屋敷長屋。
この武家長屋は武家屋敷7軒を召し上げて建設されたもので、
警護に就く武士が宿泊するためにもうけられた建物です。
大河ドラマ『功名が辻』ブームのころに作られたっぽい
古びた顔ハメパネルが佇んでいました。
やなせ先生、ちよちゃんの目が虚ろで怖いです……。
いわゆる江戸期の庶民の長屋とそれほど差異は感じませんが、
寮や仮眠所のような感じで使われていたような雰囲気はあります。
中には江戸期の古道具がいっぱい。
上の画像は、武士が使う小さめの駕籠……でしょうか。
博物館などに残されている漆塗りのものとはまったく違う趣があります。
屏風や筆机などが置かれ、当時の様子が再現されています。
この長屋がどのように使われていたかという具体的なことは
まだ詳しく判明していないらしく、あくまでも想像であるとのこと。
土佐の偉人を紹介したパネルもありました。
元親の説明にさらりと「始皇帝の末裔」とか書いてある件。
秦氏のことなんでしょうけど、飛躍しすぎでは……。
土佐藩船夕顔丸などの和船模型がたくさんありました。
和船マニアには堪らない展示だと思います。
------------------------------------------------------------
■山内神社長屋のすぐ隣の森には山内神社がありました。
本当は土佐山内家
宝物資料館にも行きたかったのですが
残念ながら臨時休館中でした。