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【香川県さぬき市】平賀源内旧邸

2009年12月3日に平賀源内記念館および旧邸に行ったときの写真。
さぬき市志度・平賀源内旧邸。

 
 

夕方だったこともあり、逆光でうまく撮影できなかった源内の銅像。
この銅像を建てるに平賀家旧邸の一部を削ったとか書いてあって
なんだか微妙な気持ちに……。
優先度、ぜったい間違ってる。

源内像の台座には友人・杉田玄白が
源内の死に際してに贈った言葉が刻まれています。
「嗟 非常ノ人、非常ノ事ヲ好ミ、行イ是レ非常、何ゾ非常ニ死スルヤ

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■平賀源内旧邸



江戸後期に改装されたらしく、
平賀源内が住んでいた頃の面影はにありません。
源内の死後は酢屋が入っていたそうで、
間口や帳場などに商家のたたずまいが強く感じられます。



源内が直接住んでいたわけではないので、
あまり保存に重きは置かれていません。
普通に地元の寄り合い所のような使われ方をしているようです。



そ れ に し た っ て 生 活 感 あ り す ぎ 。



土間には伝統的な明かりとりの窓があり、外の光が降り注いでいました。

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■源内の薬草園







幼くして本草学(植物および生物学)に精通し、13歳で高松藩に仕えた源内。
旧邸の奥庭には、源内の著書『物類品隲』に収録されている
当時源内が育てていたであろう植物を再現した薬草園が広がっています。


大きな地図で見る

ちなみに、平賀源内旧邸は海のすぐ目の前。
この薬草園も台風などのたびに塩水をかぶって被害を受けています。
そのたびに根気強く植え直しを行っている保存会の方に頭が下がる思いです。





旧邸内では薬草茶がいただけます。おかわり自由という太っ腹。
薬草茶というだけあってかなり苦味が強く癖のある味です。

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■平賀源内記念館



旧邸のほど近くにある、源内の記念館。
源内の発明品や著書が展示してありなかなかおもしろい施設です。
なんか外観が昔のCGみたいですが、CGではありません。

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■おまけ1:道の駅・牟礼からの風景






平賀源内記念館のある志度のお隣りの町、牟礼の写真。
風光明媚なこの海辺一帯は映画のロケなどにもよく登場し、
行定勲監督作品「世界の中心で愛を叫ぶ」の舞台にもなりました。

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■おまけ2:源内くんコーヒー



御多聞にもれず、平賀源内にもゆるキャラが存在するようです。

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■おまけ3:松平公かすてら





道の駅牟礼の土産物店で購入した「松平公かすてら」。
牟礼の特産品というわけではなく高松ならどこでも手に入ります。

讃岐松平藩ゆかりの葵紋と玉藻城(高松城)のかわいらしいカステラで、
一見どこにでもあるようなお城型のかすてらですが
中身は黄身をこれでもかと使った真っ黄色な濃厚なケーキになっていて、
ほどよく混ぜられた鹿子あずきが上品な味です。



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