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【滋賀県彦根市】井伊神社

2012年7月27日〜29日にかけて琵琶湖一周旅行をした際の写真。
【一日目】滋賀県彦根市古沢町・井伊神社。

いよいよ、琵琶湖一周ツアー初日最後の史跡・井伊神社へ。
と言っても、井伊神社は当初から予定に入っていたわけではなく
せっかく清涼寺まで来たのだからと、ついでに立ち寄ったような形です。



井伊神社は、井伊家の遠祖・共保の750回忌を祈念し、
十二代藩主・直亮が、静岡県の井伊谷八幡宮から分霊し、
天保13年に龍潭寺の境内に創建した八幡宮が始まりと言われ、
明治元年の神仏分離令により現在の土地に移されました。

祭神は
伊頭鞆安彦命(井伊氏初代当主・井伊共保 / 平安時代)、
稜威直政彦命(彦根初代藩主・井伊直政)、
稜威直孝彦命 (彦根二代目藩主・井伊直孝)。

井伊家の歴代当主たちを神霊としている神社です。



話にはきいていましたが、なんというか雑草伸び放題で鬱蒼としていて
そもそも神社の参道がどこにあるのかさえ最初はわかりませんでした。
境内もまったくの無人で、また隣接する龍潭寺などとも離れているので、
女性がひとりで参拝するのは少し勇気が必要かもしれません。



見えてきたのは巨大な鉄製の覆い屋。
2012年現在、井伊神社の本殿と拝殿は劣化や荒廃が進み、
色落ちや雨漏れなどを防ぐためにこのような姿になっているそうです。

歴史ある建造物だけに再建を求める声は多く上がっているようですが、
20年ほど前から井伊神社を管理している多賀大社によると
改修費は6億円以上になるとの見積りで、修繕のめどは立っていません。



覆い屋のなかに潜ると、
準欄豪華な漆塗りの社殿の姿をわずかですが見ることができます。
社殿は入母屋造の本殿と拝殿が相の間で結ばれる権現造で、
蟇股には若干色あせてはいますが極楽鳥や草花の彫り物が確認できます。



日光東照宮を思わせる極彩色の細やかな彫刻。
しかしよく見ると左側の橘の神紋が毀れ落ち、
その周囲の瑞雲も右側に比べ剥落しているのが分かります。

これだけのものが朽ちてしまうというのは勿体無い気持ちもありますが、
再び広く信仰を取り戻すには社殿の修繕は不可欠なのでしょうね。

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■おまけ:赤鬼うどん



彦根キャッスルロードの「麺匠ちゃかぽん」さん
井伊直孝をイメージしたという「赤鬼うどん・二代目」を頂きました。
湯がきたてうどんに近江牛のしゃぶ肉をのせたもので、
上から赤味噌で調味しただし汁を注いで食べるという贅沢なうどんです。

うどんにしっかりとしたコシがあり、
まただし汁に塩辛さがあまりなく(味噌味とはいえ関西風)
近江牛はとても柔らかく口の中でほどける食感で美味しかったです。



しかし赤鬼うどんの食べ方というプレートが謎すぎる……。
1・2・3・4とか別に順番にしなくてもいいのでは……。

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